肥満と生活習慣
肥満は遺伝だという話を聞きますがはたしてそうでしょうか?
家族みんなが肥満だからという例も挙げられます。
しかし、肥満は遺伝によるものではありません。その大部分は環境によるものなのです。
遺伝的な部分はあるかもしれませんがその割合はとても低いのです。
家族は一緒に生活して、だいたい同じものを食べています。
朝食を食べない親の子供は朝食を食べません。
脂っこい料理の好きな親に育てられた子供は脂っこい料理が好みますし、濃い味付けが好きな親の子供は濃い味付けを好みます。
家族は全員がその料理を食べるので子供は親の食生活を引き継ぎます。そして肥満の親の子供は肥満を生む生活習慣を受け継いでいくのです。
ですから、親子で肥満、親子で糖尿、親子で高血圧といったことが起こるのです。
逆に生活習慣を改めることによって、親の生活習慣病を子供が引き継ぐことは無くなるのです。
今のままの良くない生活習慣を改めれば、メタボリックシンドロームの予防と克服ができ、家族全員が健康でいられるのです。
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