生活習慣病の特徴
生活習慣病はかつては成人病と呼ばれていました。それは成人だけがかかる病気とされていたからです。
それが生活習慣病と呼ばれるようになったのは、病気の原因が、歳をとることよりも、食生活や運動不足、喫煙などの生活習慣の乱れによって引き起こされるものだということが分かってきたからです。
さらに、生活習慣病は子供でもかかるという事が明らかになってきました。糖尿病は成人病の代表のようなものでしたが、最近では子供の糖尿病患者が増えてきています。
生活習慣病が恐ろしいのは、重大な病気へと進行していく可能性があるということ。そして、自覚症状がないということです。
自覚症状がないということは、定期的に健康診断をしない限り、ついつい放置してしまうということになります。
そして、ある日突然、激しい苦痛とともに発症し、重大な結果を招いてしまうということが多いのです。
糖尿病や高血圧、高脂血症などはほとんど自覚症状がないまま進行し、気付いたときはもう遅いのです。
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